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ひきこもりについて
(2005年8月10日)
● 引きこもり回復過程を考える2
作戦1 親の無条件の肯定的関心
作戦2 本人の自己表現能力をつける
作戦3 本人の対人恐怖を少なくする
 
回復過程2 : 家庭内での引きこもり脱却、声かけ、快話
あるお父さんは、6ヶ月くらい前には息子と会話ができなくてどうしたら会話になるのかと困っていました。お母さんも緊張している状態でした。母は誘われるままに、母親講座に通い、父はおやじの会へ行ってもどうなるか?と思いながら通っているうちに本当に自然に会話が戻ってきました。はじめは返ってこないあいさつの声かけをしていたそうです。せりふを決めて「お前は宝物だよ」など突然出会ったとき声をかけるか、ひとり言のように云うようにしました。いつの間にか本人が話すようになっていました。そして、本人の話す言葉をよく聞くように心がけました。

親子で話して親がムカムカしてきたら不快話、親がスッキリしたら子供は不快話になります。親は話をしないで聞くくらいが子供には快話になります。なるべき快話になるように心がけましょう。(「困った子」ほどすばらしい参照)
 
回復過程3 : 家族の中での自己表現から外での自己表現能力開発
親が聞くのが上手になると、どんどん話してきます。あるお母さんは、子供が話しかけて来てくれるのはいいが、ずーと夜中じゅうになってしまって、昼間は仕事に行っているのでいつつきるともしれない子供との会話の苦しさを乗り越えるにはどうしたらいいのか、面接でもカウンセラーは聞いてくれるだけで、出口のない苦しさの終わりはいつかと思ってしまいましたと話しておられましたし、何回も「ひきこもり母親講座」に誘いましたが、子供から離れられず、やっと仕事で離れての繰り返しでなかなか来ませんでした。しかし、お母さんも仲間のもとに来ると違ってきました。

SCS母親講座のレベルは上がって、すばらしいお母さんたちがたくさんいて、お互いに切磋琢磨しあっています。一人で苦しんでいたときより、帰りの昼食で愚痴を云いながら何かを得て、自分が楽になり変わっていくように思うようになりました。子供がそんなに苦にならずやりがいがあるようになりました。一人の力はしれたもの、やはり何か互いに話すことによって気づき合うことができるのでしょうか?子供は少しずつお母さんの聴き方上手になってきたことを感じて、もっと、もっとと、ちゃんと聴けなどと先に行くのでした。

以下回復過程4〜10へと続きます

2005年8月10日 SCSカウンセリング研究所代表 池田 佳世

 
 

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