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たとえば、弁当屋さんで、マスクをして、白い作業衣を着て、しゃべらないで働いていたりすると長く続くようである。また、倉庫番や警備保障など一人でできることの方が、楽のようである。しかし、人の接触を長い間していないと接客業のようなところに行きたがることもある。その時その青年にあわせて職探しをする。
1、世代を超えて
さあ出発、職探し。面接も履歴書も空白期間をフリーターや勉強で通過して、いよいよアルバイトへ。アルバイト先はパートのおばさんの多いスーパー。普段から居場所で他のお母さんなどと話していたりすると、気さくに話せる。おばさんも、若い子なので親切にしてくれたりする。また、友人の父親や親戚のおばさんなどと話をしてなれておくと、上司の言葉で傷ついたりせず、話も返せるようになる。敬語などもできると楽である。親が電話などで敬語を話したりしているのを聞いているだけで敬語ができたりする。よく青年は同世代が一番きついという。他世代で、やさしい人を見つけることができれば、職場は居心地がよくなる。
2、簡単な挨拶のレパートリー
10年間、職場の人間関係でつらい思いをしていたYさん。毎日、挨拶を言うだけで楽になったそうである。「おはようございます」を朝、皆に大きな声で挨拶する。毎日おはようございますでもいいが、「こんにちは、いいお天気ですね」「雨ですね」とか、「さくらの花が咲いてきました」「あじさいもきれいです」などつけ加えたりすると、少しまた良いようである。そのように、挨拶の言い方のレパートリーを、親が家庭で言ったりすると本人は外へ出て言えるようになる。
3、自己確立( NO の言い方)
反抗期を経て来ていると、相手にNoがはっきり言え、大人の社会に入れる。しかし、いい子ばかりやって自分を抑圧していると、結局人にはいい人と思われるが、自分の心が空虚になったり否定的になっていく。自己確立ができていないからである。親の期待にはそわず、他人を喜ばせないように行動してみると小気味が良いものである。自分の心に快感を増やしていき、他人には自分が無にならないように青年期の自分作りをする。引きこもりは家庭で、あるいは社会に対して
NO を言っているわけであるから、親は「あなたも NO を言えることができて国際人になったのね」などとたまには言ってあげましょう。NO
の言い方も、初めはきつく言うが、だんだんなれて適当にかわすことができるようになる。上司にも仕事の内容を確認すると、よけいなことに気をまわさなくなる。上司の言葉を繰り返し確認し、優先順位を付けるだけで楽になったそうである。義務感だけでは仕事が続かないようである。したい、やりたい事を少しずつ実現し、やれたことをやっていき、良かった事は続けて、悪かったことは二度とやらないという決心をしてみよう。
2007年2月9日 SCSカウンセリング研究所代表 池田 佳世
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