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ひきこもりについて
(2007年2月9日)
● 引きこもり回復過程を考える7
作戦(いかなる場合でも)
1、親が本人に無条件の肯定的関心で居る
2、本人の自己表現能力をつけるため親が話をよくきく。
3、本人の対人恐怖を少なくするために人を家に入れる
 
回復過程11 : 恋愛関係の入り口

小学生の頃は、好きな子がいると男の子はちょっかいだしたくなって、女の子からはいじめられていると受けとられてしまったりする。高学年になると、女子のほうが成長が早く、女の子が男の子にちょっかいを出したりすることが多い。中学に入ると、可愛くてきれいな子が男の子皆から好かれ、男の子も王子さまのような子が女子から好かれる。結局王子さまと王女さまがカップルになったりして、その他の子はすべて一方的な恋で、失恋にいたる。ひとクラス45人が、一人一人恋のうずにまきこまれ、それぞれが好きな人ができたりできなかったり、本人たちは苦しいのだけど大変な騒ぎになる。

こんなことを経験していないひきこもりの青年たちは、25才、30才になって居場所に出て来て、すてきな女の子にめぐり会って一方的な恋に落ちてしまう。女の子の方は、性的トラウマを受けていたりすると、元気になったとたんいろいろな男性遍歴をするか親の嫌がる水商売のバイトに入ったりする。人間関係では、蜜のような恋の高揚さと、失恋でどん底の見捨てられ感や痛手を体験する。孤独になると自殺したくなるが、何がなんだかわからない怒りのうずの中で苦し紛れに動いて、いろいろなことをいやでも体験し、その後の人生の糧にする。

その中で親は何ができるのであろうか?やはり同性の性に関する体験を、失敗などを話し、母は、女と男は違うということを自分の体験の中から話してあげるのが、性差も性に関する誤った情報しか知らないうぶな子に対する、誠実な態度であろう。時代の違いもあり、他人の偏った話が入らないうちに、すべてあからさまに話すことが必要である。

妊娠7ヶ月になるまで、少し太ったと本当に思い込んでいたお嬢さんもいたり、包茎でもないのに雑誌で包茎と思い込み、SEXはできないと、親のカードを持ち出し高額のお金を出しまくって、親に腹いせをしていた青年などもいた。世の中を見限ったが、一度SEXをしてから死にたいと私に言いに来た青年もいた。20代の性は思春期のようにはげしく、身も心もこがして火事になり、全部焼けるまで消せなくなってしまうこともある。

親は仕事、仕事と考えるが、男の子は将来結婚できる可能性があれば仕事へはいきつくわけで、その未来の見方にかかってくる。居場所へ来ればカップルがいて自分もと思うが、どうアプローチすればいいのか、恋のきっかけすら作りにくい。両親のコミュニケーションを学んでそれが楽な青年と、なかなかむずかしい青年と差がついてしまう。ぜひ親も若返って変化して男女の素晴らしいコミュニケをしてほしいものである。

2007年2月9日 SCSカウンセリング研究所代表 池田 佳世

 
 

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