SCSについて
「ひきこもり・不登校から自己実現へ」。
私たちSCSは今日まで「ひきこもりを専門」に26年、弛まぬ研究と臨床実践を重ねて参りました。
そうして紡ぎ出された「親育ち・親子本能療法」(PCNFT:Parent-Centered Need-Fulfilling Therapy)」は確実な回復へと導く唯一無二の取り組みとなります。
あゆみ
SCSは1999年に東京都豊島区にて現会長の池田佳代、元代表の故桝田宏子によって設立されたカウンセリング機関です。
ひきこもりや不登校に特化した支援を提供しています。
創始者である故桝田宏子の「親育ち・親子本能療法(PCNFT:Parent-Centered Need-Fulfilling Therapy)」に基づき、子ではなく親が主体的に取り組むことで、親子の関係性を根本から改善し、確実なひきこもりの回復を目指し歩んでまいりました。
現在は2代目代表:桝田智彦が「親育ち・親子本能療法」を心理学的に体系化し「親が取り組むことで、わが子のひきこもり・不登校を回復へ導く」信頼性と再現性を担保したの療法へと結実致しました。
安らぎから治ったものはぶり返さない
昭和を代表する天才治療家の「直したものはぶり返す、安らぎから治ったものはぶり返さない」をテーマに、わが子を社会に押し出すのではなく、わが子の「社会へ出ていく欲求(本能)を育むこと」を中心概念に置きます。
具体的にはわが子の中にある「生きる希望・自分の意思とそれに基づく目的。少しづつ広がる行動場面で培う自尊心と有能性により唯一無二の自分(アイデンティティの獲得)」へと導くのです。
これらは専門家や支援者という他人ではなく「親」だからこそ可能となるのです。親が子に与えうる影響は非常に大きなものがあることが近年の心理学・社会学・人類学で明らかとなっております。だからこそ、親子という関係性がおりなす家族という単位からやり直すことが一番確実なのです。
「親が変われば子が変わる」
SCSは創業から一貫して「親が変われば子が変わる」を提唱してまいりました。
- 親がどう変わればいいか?
- 親が何を知れば良いのか?
- 親がどう取り組めば良いのか?
- 親として苦しい気持ちをどうすれば良いのか?
- 家族に大切なものとはは何か?
その全てを伝える叡智が今のSCS には結実しております。
これは全て「正しい方法を・正しい順番で・継続すれば、結果が出る」という心理学によるものです。心理学とはこれまでの膨大な観察とデータ(エビデンス)により「人間とはおおよそこういうものである」という知見の結晶です。
だからこそ、心理学とくに臨床心理学は多くの人間と事例に有用性と汎用性があるのです。
詳しくは書籍「親から始まるひきこもり回復〜奇跡を起こす5つのプロセス〜(ハート出版2019年出版、2025年6月:増補新装版)」に収録させて頂いております。一度、お読みいただけると幸いです。
また、親向けのエンカウンター(宿泊型講座)やゲストスピーカーを招いてのイベントである「父母合同一日親の会」の開催などがございます。
また当事者である若者への居場所支援(週2回開催)や就労支援(青年ご本人ご希望の場合のみ)も行っています。
入会にあたりましては入会金、年会費、月会費(1度の面接料込)を頂戴しております。詳しくはお問い合わせください。
子どもではなく、親が自ら育ち直すことで、子どもの本能的な回復を促します。
親が主体的に取り組むことで、ひきこもりの根本的な問題である親子関係の改善を目指します。
詳しくは著書「親から始まるひきこもり回復〜心理学が導く奇跡を起こす5つのプロセス〜」をお読みください。
⚫︎支援対象の年齢層
ひきこもり当事者::不登校の小学生から、20代、30代、40代、それ以上の年齢の青年までを支援しています。
親:30代から80代までと幅広い年齢層の親御さんにご利用頂いております。
⚫︎初回面接の対象
なお、初回面接の90分面接は、ひきこもりや不登校の子どもを持つ親のみが対象となります。当事者本人は、初回面接の対象外です。
ただし、SCSカウンセリング研究所は、全国のひきこもり家族会や関連団体と連携している場合があります。例えば、「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」の加盟団体や、各地域のNPO法人などと協力して、講演会を実施することがあります。
しかし、これらの連携団体がSCSカウンセリング研究所と全く同じ「親育ち・親子本能療法」を提供しているわけではありません。この療法を体験したい場合は、SCSカウンセリング研究所に直接問い合わせるのが確実です。
母親講座・父親講座ともに男性女性問わずご利用いただけます。
施設の都合で開催場所が異なる場合は当ホームページの「お知らせ」でお伝えします。
他に不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。