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「親育ち・親子本能療法」とは

親育ち・親子本能療法」は一般社団法人SCSカウンセリング研究所代表:桝田宏子により創始された、”ひきこもり回復”に秀でた療法であり、桝田のひきこもり支援25年の集大成であると言えます。

CIMG3791ひきこもりの混乱・錯乱・長期化・暴力化など困難ケース の多くを回復へ導いております

その特徴は、基本的にひきこもり当事者に我々が直接アプローチせず、ご両親(親のどちらか・親代わりとなる方)に「親育ち・親子本能療法」のメソッドを理解し、身につけ、実践して頂く点と、親御さんに面接(カウンセリング)を通して自己成長して頂く点にあります。

『そんなことで回復するのか?』と思われるかも知れませんが、カウンセラーが”1度も青年(ひきこもり当事者)にお会いすることなく”、ひきこもり状態から復活した事例を数多く有しております。

現在、「親育ち・親子本能療法」が受けられるのは一般社団法人SCSカウンセリング研究所(以下、SCS)のみとなります。

ひきこもりの青年の復活を切に願うご家族が「親育ち・親子本能療法」を学ぶため、北は北海道・南は四国・広島から毎月のSCSの勉強会に参加されております。

また、SCSのカウンセラー陣が名古屋・福岡(フレンドスペース)、神奈川・静岡・千葉(KHJ全国ひきこもり家族会(全引連))にて月1〜2度の講演を行うなど、「親育ち・親子本能療法」の普及につとめております。

 

「親育ち・親子本能療法」は親の参加が必須条件

『直したものはぶり返す、やすらぎから治ったものはぶり返さない。』

日本の天才治療家と言われた野口晴哉(1911~1976)の言葉に次の様なものがあります。

  1. 治療的に直したものはぶり返す。親からのやすらぎから治ったものはぶり返さない。
  2. 親の役目とは「子の絶対的な味方である。たとえ殺人を犯しても」
  3. 人は強いストレスにあうと退行(幼児がえり)する。

上記の 3 項は全て親子関係に存在することです。

 

green_grow巷の不登校、ひきこもり、混乱、錯乱の回復治療にこれらが全くと言って良いほど存在していません。

多くの方が利用している精神科受診と薬の治療にも上記の3項は全く含まれていません。

まして、親の関与を考慮されていない合宿所、居場所、訪問などは1. の直すことを目的にしていて、やすらぎから治るのとは程遠いものです。

私達スタッフも以前、心理療法や居場所、遊び、旅行などのメニューで 青年と過ごし、彼らは回復したのですが、驚くことに数年経つとぶり返しました。就職しても、結婚しても、子どもが生まれてからでもぶり返しま した。

ぶり返す筈です。上記の3項が含まれていませんでした。ぶり返さなかった人の親御さんには、この3項が必ずありました

他人が治療にあたる、医学、心理学、カウンセリング等はあくまでも治療であり、親のひたむきさから子どもに安心と信頼が生まれ治って行くのとは訳が違うことが段々わかってきました。ということで、SCSは親の参加を必須にしてあります。

 

<親育ち・親子本能療法:事例>〜すごいお父さん〜

最初の面接にはお父さんがおいでになりました。
品の良い方で、何も包み隠さずの話に真摯さが伝わってきました。

father私は「お父さんの真摯さは、ここで勉強すると、息子さんに何らかの強い反応が出ると思いますので、起きることは良い方に向かう言動です」と伝えました。

3 週間後位にお父さんから電話が入り、「息子から思ってもいない反応がありました。私はすでに携帯電話を持っていますが、殆ど口をきかなかった息子からもう 1 台の携帯を買ってくるように言われ、翌朝出勤時にそれを渡されました。

その日会社に着くと、その携帯に「お父さん!僕だよ」と頻繁に入っては切れるので、職場の皆さんに「すみません、聞いて下さい。うちの息子は今気がおかしくなっていて『お父さん!僕だよ!』と何度も携帯に入ります。私はそれに出たいのです、皆さんご迷惑おかけしますがよろしくお願いします」とそのような内容でした。

その後の話では、お父さんは商取引のお客さんにもお願いして実行されたとのこと。息子さんからの電話は 2 ヶ月位でおさまったとのことです。お父さんによって「究極のやすらぎの環境」ができて息子さんの奇跡的な 回復ぶりでした。

shinryoku2今までで最短の回復です。

私とお父さんの付き合いは 1 年半位で、その後のぶり返しはありませんでした。

 

 

親が育つと、子の本能が作動します。

親もいろいろな事情で悲しさ、淋しさ、怒りなどがありますが、子ども(青年)は可愛がられ、守られ、喜ばれ、かまわれ、抱きしめられ、食事で満たされて、無心に親に身を預けて眠る安心が欲しい生きものです。

…… これらが欠けると、反応が出て来ますが鋭敏な子は逆に工夫をし、元気なふりをしてみたり。でもそのねじれは、やがてギリギリまで行った時に元に戻ろうとする作用が始まります。それが、ひきこもりや錯乱・混乱などの症状、または病気となって現れています。

それに対する手当や治療と共に、親からの溢れるほどの愛が継続して降り注ぐことが何よりも大切であり、幹の太い生き生きとした心を取り戻すチャンスと言えます。

komorebi_green即ち「育ち直す」良いきっかけです。

育ちなおすことでしか、青年がもう一度「自分が自分である感覚」「自分が自分で良いという感覚」を手に入れることができないのです

そして、育ちなおしを支えるためには、親もまた「育つ」必要があるのです

さあ、共に歩んでまいりましょう。

親育ち・親子本能療法家(SCSカウンセリング研究所代表)
桝田宏子

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親育ち・親子本能療法に興味関心の有る方は冊子がございますので、
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